相続の流れ

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死亡した家族や親族の遺産を相続する場合、税額を計算して納付しなければなりません。そのためには、最初に法定相続人の順位とその人数を確定しなければなりません。それは、遺産の分割割合が、順位者とその人数で変わるためです。 まず、配偶者と第1順位者である子供が法定相続人である場合は、配偶者が2分の1、子供が2分の1の割合で分割します。子供が複数いる場合は、その人数で按分します。 次に、配偶者と第2順位者である直系尊属が法定相続人である場合は、配偶者が3分の2、直系尊属が3分の1の割合で分割します。 そして、配偶者と第3順位者である兄弟姉妹が法定相続人である場合は、配偶者が4分の3、兄弟姉妹が4分の1の割合で分割します。 なお、上位の順位者が存在する、あるいは放棄しない場合は、下位の順位者に権利は発生しません。

相続税の総額は、次の手順で算出します。 課税対象となる遺産金額の合計を算出し、これをAとします。 次に、Aから基礎控除額を差し引き、これをBとします。 基礎控除額は相続開始の日(通常は死亡日)が平成26年12月31日以前か、それ以降かで異なります。 平成26年12月31日以前であれば、5,000万円+1,000万円×人数となります。 平成27年1月1日以降であれば、3,000万円+600万円×人数となります。 Bに法定相続人の分割割合を乗算すると、各人の取得金額が算出されます(ここでは1,000円未満を切り捨て)。 ここで算出された各人の取得金額に税率を乗算し、控除額を差し引くと、各人の税額が算出されます。税率と控除額は、取得金額と平成26年12月31日以前かそうでないかによって異なります。つまり、配偶者と他の相続人では取得金額が異なり、税率も異なるということです。 以上のようにして計算された各人の税額を合計すると、相続税の総額となります。